アライズの人たち
河川部 河川砂防設計課 I.T


profile
- 河川部 河川砂防設計課 I.T
- 出身学部 学科:工学部 土木工学科(現:社会基盤学科) 卒
- 入社:2022年
- 出身地:愛知県
- 好きなこと:単車に乗ること
- 好きな場所:隅っこの席
※所属や役職は取材時点のものです。
その土地を好きになることで、より良い施設をつくることができる。
おもに砂防施設の設計をしています。
砂防は土石流から人の生命や生活、財産を守る重要なインフラです。安心して暮らせる地域を次世代へつなぐ役割に大きなやりがいを感じています。
一方で、限られた予算の中でより多くの危険箇所の対策を行うためには、無駄なコストをかけないことが重要なので、困難も小さくありません。さまざまな工種を比較し、イニシャルコスト、施工性、維持管理、景観などを検討してその土地にとってより良いものを計画することを目指しています。
あるとき、上司から「その土地のことを好きにならなければ、その土地にとってよいものをつくることはできない」といわれたことがありました。
砂防施設の設計・計画では、流域の特性を把握するために、渓流を自分の足で登ります。大きな岩がある箇所もあれば、ちょっとしたクライミングのような場所もあり、さらには大昔につくられたであろう人工物があるなど、予測しなかったコトやモノに遭遇します。また、源頭部から眺める美しい景色に感動するなど、現場ごとに違ったまちや地域の姿を感じ取ることができます。こうした一つひとつの経験が、その土地を好きになるきっかけになっています。「この場所のために、少しでも良いものをつくりたい」と、帰りの車の中でいつも思いながら仕事に向き合っています。
大自然の圧倒的なちからを相手に、
人間がどこまでできるか試される仕事。
そもそも、「でっかいものをつくりたい!」という思いがあり、土木業界を専攻していたのですが、そんなとき、西日本豪雨災害のようすをテレビニュースで見て、砂防堰堤について知りました。それまでは身近に意識したこともなかったのですが、ニュースをきっかけに、暮らしの安全を守るでっかい設備=砂防施設に興味を持ちました。広島県のこの会社を選んだのも、これまでの実績から、自分の目標に近づけると思ったからです。
砂防堰堤の計画にあたり、地元の方に話しかけられることがよくあります。そのときの「山が川のようになる」と表現されていたのがとても印象的でした。そして、「一日も早く施設をつくってほしい」と直に伝えられたときには、会社が地元に密着していること、私たち社員一人ひとりが地域とつながっているんだと強く感じました。
その地方の災害センターへ行くので、働きはじめて山登りをするようになりました。地域の山からの景色を楽しむと同時に、それぞれの災害の特徴を意識するようになりました。大自然の圧倒的なちからを相手に、壊すことなく人間がどこまでできるか。気持ちが昂る仕事です。
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