アライズで働く人の話

水工部 沿岸施設設計課 係長 K.T

Profile

  • 出身学部 学科:工学部 土木工学科 卒
  • 入社:2016年
  • 出身地:山口県
  • 好きなこと:スポーツ観戦
  • 好きな場所:愛猫のお腹

※所属や役職は取材時点のものです。

設計だけが仕事ではない。
人との対話も重要な業務。

現在の仕事は漁港施設や海岸施設の設計です。漁港施設であれば、浮桟橋や防波堤の補修など、海岸施設であれば護岸の設計などです。そのほか維持管理点検や計画書の策定などもします。

入社前は、「設計=計算や図面作成が中心」という認識がありました。しかし実際には、対人調整の比重が想定以上に大きいです。発注者との折衝はもちろん、協力会社さんやメーカーとの調整、利害関係者へのヒアリングなど、関係者間の合意形成がプロジェクトを推進する要になっています。
「計算や図面づくりは、答えをつくる仕事」、「人との調整は、その答えを現場で動かすための設計」です。つまり、技術だけでは計画は動かず、対話が加わってはじめてプロジェクトは前進します。入社後に学んだのは、図面の内側にとどまらず、関係者の意見や情報の流れを整えることで、計画を確実に前へ進めるのが私たちの役割だということです。

温暖化や災害など、
地球環境のことをいつも考えて設計する。

私は瀬戸内海に面する漁師町で生まれ育ち、幼い頃から海に関わる仕事に興味を持っていました。通学路では、漁港の防波堤の延伸工事や離岸堤の築造工事を横目に見ながら、海の安全を支える仕事がしたいという思いがどんどん大きくなっていきました。アライズを選んだのも、いつかは地元に貢献できるのではないか、と思ったからです。

そんな私が今の会社で仕事をするようになり、海だけでなくその背景にある地球全体のことをつねに考えるようになりました。たとえば施設を設計するのであれば、地球温暖化による気候変動の影響によって生じている、海面水位の上昇や台風の大型化などについても考慮しなければなりません。この仕事でないと、暑さが年々増していること以外に、気候変動を実感する機会がなかったかなと思うので、そこがやりがいとおもしろさです。

設計した施設が施工されているのを見たときは、毎回、誇らしく感じます。多くの検討を重ね、苦労して設計した施設だとなおさら感慨深いです。どの施設もずっと愛着があるので、台風や地震などの災害時には、損傷を受けていないか、役割を果たしているか、などとても心配になります。設計者の宿命でしょうね。